2010年03月03日

津波警報「もう1ランク設けたい」 中井防災担当相が検討表明(産経新聞)

 防災担当相を兼務する中井洽(ひろし)国家公安委員長・拉致問題担当相は2日午前の閣議後の記者会見で、気象庁が出す津波警報について「大津波警報と津波警報の間にもう1ランク設けることができないかとか、新たな対策を考えていきたい」と述べ、あり方を見直す考えを明らかにした。

 中井氏はチリ大地震を受けて津波警報の問題点が指摘されていることに関連し、「もう少し大津波警報から津波警報へのレベルダウンが素早くできなかったのかという問題がある。警報を出しても意味がない(と国民が受け取る)となると次回の警報が信用されなくなる」と指摘した。

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2010年03月02日

無人トラック坂道暴走、民家に突っ込む(読売新聞)

 27日午前7時55分頃、横浜市旭区川井宿町の民家に無人の3トントラックが突っ込み、庭にいた近所の主婦(68)に接触した。

 主婦は顔を切るなどの軽いけがを負った。トラックはブロック塀を押し倒して止まり、建物に被害はなかった。

 旭署の発表によると、トラック運転手の建設会社員男性(48)は、民家から30メートルほど坂の上にある資材置き場の前にトラックを止め、材木の積み下ろし作業をしていた。男性は「サイドブレーキをしっかりとかけていたか記憶にない」と話しているという。

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2010年03月01日

桜島 「ドカ灰」垂水市に集中 農作物の被害深刻(毎日新聞)

 活発な活動を続ける鹿児島・桜島。昨年は爆発的噴火(爆発)が過去最多の548回を記録し、今年はすでに220回を超えた。被害は北西の季節風の風下にあたる大隅半島の垂水市に集中する。連日のように「ドカ灰」が降り注ぎ、市街地は真っ白。特産のキヌサヤなど農作物に灰がこびりつくなど、深刻な影響が出始めている。【新開良一】

 「連日の灰できりがない」。桜島に近い海潟地区のキヌサヤ畑で、米田(めた)昭穂(てるほ)さん(82)がつぶやいた。かつては爆発の度、送風機で灰を吹き飛ばしたが、昨年からそれでは追いつかなくなった。米田さんは灰まみれのキヌサヤの根元を指さし「触ってごらん。これは土じゃないよ」。黒く変色した灰は一帯を覆い、厚さ5センチ以上はある。素手でつかむとザラザラした感触が残った。

 キヌサヤの実のさやが曲がったり、「焼け」と呼ばれる黒っぽい変色が起きる。傷物は「見向きもされない」ため、廃棄するしかないのが実情という。

 業者の買い取りも以前の半値近くまで下がった。「風評」も影響しているという。今季の出荷は5月ごろまでで、市は「このまま降灰が続くと、収穫量全体の半分を出荷できればいい方」と危機感を抱く。

 唯一の対策はハウス栽培への転換だ。市は農家へ奨励するが、国や県の補助要件が厳しいこともあり、進んでいない。

 米田さんも転換の予定はないという。「ハウスでも灰は積もる。除去作業はできないよ」とこぼす。高齢化が進む地区の農家ではハウスの維持は大きな負担でもある。

 深刻な降灰被害は、桜島南岳山頂火口が活発だった80年代以来。だが後継者不足や少子高齢化が進み、余計に被害は深刻のようだ。

 一方、市は昨年末、灰収集のためのゴミ袋「降灰袋」を10年ぶりに市内全戸に配布した。被害が深刻な海潟地区には2月にも各戸30枚ずつ追加。だが収集は月1回。それまで道路脇には、灰でいっぱいになった黄色い袋が山積みとなっている。道路清掃にも追われ、清掃車(ロードスイーパー)が連日出動、巻き上がる灰煙の中で作業を続ける。対岸の鹿児島市からも応援を受けた。桜島が平穏だった昨秋に比べると、出動回数は4倍近くにもなるという。

 海潟地区を視察した市議は「今、農道を走る車のほとんどは紅葉マークの軽トラ。降灰が続くと作ることをやめる人が出てくるのでは」。関係者は焦りを募らせている。【新開良一】

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